こんにちは、トモです。
現代社会において、仕事でもプライベートでも自動車は欠かせません。
私たちの身近な存在の自動車ですが、登録にまつわる手続きは意外と複雑…。
書類の作成や代行のプロフェッショナルの行政書士は、自動車に関する様々な業務を取り扱うことができます。
自動車関連の業務には、自動車登録や車庫証明などがありますが、これらは行政書士の代表的な業務の1つ。特別なスキルが不要なため、新人でも手を付けやすいといえます。
記事では、手続きの流れや報酬相場も解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。
なお、資格スクールのクレアールが行政書士試験の「最速勉強法」ノウハウについて、市販の受験ノウハウ書籍を無料でプレゼントしています。
無料【0円】ですので、そちらもチェックしてみてください。
<クレアールに資料請求をすると、市販の書籍「非常識合格法」がもらえる【無料】>
現在、クレアールの行政書士通信講座に資料請求すると、市販の行政書士受験ノウハウ本が無料でもらえます。
最新試験情報はもちろんのこと、難関資格の合格を確実にする「最速合格」ノウハウが満載です。
行政書士の受験ノウハウの書かれた市販の書籍が無料【0円】で貰えるのですから、応募しないと勿体ないですよね。
Contents
行政書士の自動車に関する業務内容!
自動車に関する行政書士の業務には様々なものがあります。ここでは、代表的な業務内容をまとめてみました。
行政書士の自動車に関する業務内容 | |
---|---|
新規登録申請 | ナンバーのついていない新車や中古車を登録する手続き |
移転登録申請 | 売買によって譲渡や譲受する際に必要な手続き |
変更登録申請 | 氏名や住所、使用の本拠の位置を変更する手続き |
抹消登録申請 | マイカーの使用をやめたり解体したりする時の手続き |
車庫証明 | 自動車を登録する際に必要な書類の一つ |
出張封印 | 行政書士がお客様に代わって運輸支局で手続きし、新しいナンバーを受領して古いナンバーを回収する制度 |
OSS(ワンストップサービス) | 自動車を登録して乗れるまでの手続きをインターネットで行うこと |
自動車重量税申告 | 車検や構造等変更検査、新規登録検査で税金を納める書類の一つ |
自動車登録関連は、行政書士が得意とする業務ですね。
行政書士の中には、交通事故や保険金請求を取り扱う方も少なくありません。
「引っ越した時に自動車のナンバーはどうするの?」「自動車を譲り受けた時はどうなるの?」と悩んでいる方にとって、行政書士は頼りになる存在です。
行政書士が自動車に関する業務に携わるメリット!
行政書士が自動車に関する業務に携わるに当たり、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
- 車庫証明などの手続きは行政書士の資格の保有者しかできない独占業務にあたる
- 自動車に関する業務は人々の暮らしに役立つ仕事で、今もこれからも需要がある
- 新規登録申請や変更登録申請に加えて、出張封印など特殊な業務の依頼を受けられる
自動車に関連する業務と一口に言っても、上記の項目で解説したように様々な種類があります。
同じ顧客から別の業務を依頼するケースも少なからずありますので、自動車登録に強いプロフェッショナルの行政書士を目指すのは選択肢の一つですよ。
車庫証明や新規登録の手続きの流れを大まかに解説!
自動車の車庫証明や新規登録の手続きは、専門家に依頼しなくてもクライアント個人が済ませることはできます。
まず最初に、普通自動車の新規登録手続きに必要な書類から見ていきましょう。
- 申請書:OCR1号シートまたは2号シートに必要事項を記入する
- 手数料納付書:検査登録印紙代700円を貼り付ける
- 重量税納付書:車両に応じた重量税の印紙を貼り付ける
- 自賠責保険証明書:車検の有効期限以上の期間があるもの
- 一時抹消登録証明書:登録識別情報等通知書とも呼ばれる
- 検査合格を証する書類:予備検査証や自動車検査票など
- 印鑑証明書:発行後3ヵ月以内で所有者のもの
- 委任状:代理の方が手続きに行く際に必要
- 車庫証明書:警察署より発行されてから1ヵ月以内のもの
- 自動車税申告書:自動車の新規登録手続き終了後に税金の申告や納付を行う
事前に必要な書類を用意して自動車検査の受検の予約を行い、検査に合格すると車検証を受け取ってナンバープレートが交付されます。
次に車両の保管場所を証明する車庫証明の手続きの流れをまとめてみました。
- 自動車保管場所証明申請書や保管場所標章交付申請書、保管場所の所在図・配置図などの必要書類に記入する
- 管轄の警察署に出向いて車庫証明を申請する(印鑑と料金の持参が必要)
- 3日後~7日後に再び警察署に出向いて書類の交付を受ける
自治体にもよりますが、料金は自治体の収入証紙で支払うところも多く、その場合、収入証紙を購入に行くことも必要です。また、警察署の申請受付や交付は平日昼間のみのところがデフォルトです。意外と手間がかかることが分かりますよね。
車庫証明では、「車庫証明書(自動車保管場所証明書)」「保管場所標章番号通知書」「保管場所標章(ステッカー)」の3点が交付されると完了です。
車庫証明や新規登録の手続きを行政書士に依頼するメリット!
ここでは、顧客にとって専門家に依頼するメリットを考えてみましょう。
顧客が自分自身で自動車の車庫証明や新規登録の手続きを行うに当たり、「郵送不可で平日の9時~17時までに申請に行く必要がある」「車庫証明は申請時と受取時の合計2回に渡って警察署に行かないといけない」といったデメリットがあります。
「自動車関連の手続きは面倒だな~」と感じている方にとって、専門家の行政書士に依頼することは、非常に魅力的に映ります。
車庫証明や新規登録の手続きを行政書士に依頼するメリットは次の3つです。
- 何か特別なことをしなくても申請に必要な書類の作成を代行してくれる
- 平日の決められた時間に警察署に出向く時間や手間を省くことができる
- 自分でやるよりも最短期間で新規登録や車庫証明ができる
自動車関連の手続きを行政書士に依頼する場合、やることは交付された車庫証明が送付されるのを待つだけです。
少しのお金で貴重な時間を買うことができますので、あれこれと試行錯誤するよりも行政書士にお願いした方が確実だと言えます。
車庫証明や新規登録の手続きを依頼される行政書士になるには?
自動車の車庫証明や新規登録の手続きを依頼するに当たり、顧客は「行政書士の資格を持つ方ならだれでもOK」と考えているわけではありません。
自動車関連の業務で選ばれる行政書士になるためのポイントは、以下のとおりです。
- 今までに自動車に関連する業務の取り扱い実績が豊富にある
- 手続きの報酬が相場から大きくかけ離れていない
- お客様へのサポートや対応のレスポンスが早い
- 自動車関連の様々な手続きをワンストップで任せられる
顧客の立場から考えれば、何より「自動車関連の業務に精通した専門家に依頼したい!」と思うのは当然なことですよね。
しかし、最初から実績豊富な行政書士なんて存在しません。焦らず一歩ずつ実績を作っていくことが大切です。たとえば、
- 自動車関係を手広くやっている行政書士事務所の業務委託を受ける
- まずは、身の回りの知り合いに声をかける
- 未経験の分野であり、経験を積むため特別に安くさせて頂く旨、顧客にお願いする(何か問題があったら全額返金するなど、特別な補償も検討)
いずれにしても、コミュニケーションを円滑にしながら、任された範囲でしっかり実績を上げ続けて行けば、その道の専門家になることは決して難しいことではありません。
ぜひ、顧客から信頼されるような、実績ある行政書士を目指してほしいと思います。
行政書士の自動車に関する業務の報酬相場はどのくらい?
この項では、行政書士の自動車に関する業務の報酬を事務所別で比較してみました。
行政書士事務所 | 新規登録の報酬 | 車庫証明の報酬 | 移転登録の報酬 |
---|---|---|---|
おさく法務行政書士事務所 | 8,800円 | 3,300円+訪問地域加算 | 8,800円 |
行政書士法人山口事務所 | 3,000円~6,000円 | 2,000円 | 8,000円~15,000円 |
サイトウ行政書士事務所 | 11,000円 | 6,600円~11,000円 | 不明 |
行政書士ふじた国際法務事務所 | 8,000円 | 5,600円~12,800円 | 8,000円 |
「行政書士に業務を依頼すると高額な費用がかかるのでは?」と不安を抱えている顧客は少なくありません。
しかし、他の手続きや申請と比較してみると、新規登録や車庫証明など自動車に関する手続きの報酬は安く設定されています。
あまりにも高すぎる報酬を設定している行政書士事務所については、顧客は怪しいと感じてしまいます。
報酬額を決める際には、「相場の範囲内かどうか?」「相場より高い場合は、その分の付加価値を言語化できるか(お客様が納得できるように説明できるか)」ということを念頭においてくださいね。
まとめ
自動車の新規登録や車庫証明などの手続きは、行政書士が得意とする業務の一つです。
自動車に関する業務のプロフェッショナルになれば、「警察署に行く時間がない」「手続きが複雑で面倒」といった顧客をサポートできます。
行政書士の試験合格を目指している受験生は、将来的に車庫証明・自動車登録に強い行政書士を目指してみてください。
■
よろしければ、以下のコラムも参考にしてください。
<行政書士の業務分野に関するコラム>
<一般コラム>
- 行政書士は食えない?【人気!】
- 行政書士の営業方法【人気!】
- 行政書士資格で小遣い稼ぎはできる?
- 行政書士に女性が向く理由【おすすめ】
- 行政書士に英語力は必要?
- 行政書士の実務講座を受けるメリット【おすすめ】
- 行政書士を題材にしたドラマ
- 公務員が行政書士を目指すメリット
- 大学生が行政書士を目指すメリット【人気!】
- 行政書士の報酬が源泉徴収を受けない理由
<行政書士のダブルライセンスに関するコラム>