こんにちは、トモです。
令和3年度(2021年度)の行政書士試験について、令和3年7月5日(月)に公示されました。
国家資格試験の受験経験のある方は、「試験の公示」と聞くと、
「いよいよ試験本番か」
と、身の引き締まる思いになる方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、令和3年度(2021年度)の行政書士試験の試験日や申し込み日程、合格発表日など、スケジュール全般についてお伝えします。
なお、今回の試験は新型コロナウイルス感染拡大の状況下で実施されることも想定されます。試験実施機関の行政書士試験研究センターより、その対策に関する注意事項もアナウンスされていますので、そちらについてもお伝えします。
また、行政書士試験制度の概要については、 以下の記事を参考にしてください。
【重要】令和3年度行政書士試験における新型コロナウイルス感染症への対応について
試験実施機関の行政書士試験センターでは、試験実施にあたり、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を想定し、様々な対応を実施します。
主なポイントは以下のとおり。
- 試験会場によっては検温を実施する可能性もあり、時間に余裕をもって来場して欲しい
- 感染の恐れのある方や濃厚接触者の方は受験を自粛すること
- 当日、感染が疑われる症状がみられる場合、検温のうえ、平熱を大きく上回る場合には、受験を断わられるケースもある
- 受験できなかった方向けの再試験は無い
- 受験手数料返還もない
- 試験当日のマスクの持参・着用必須
- 例年以上に、試験教室の温度の変化に対応できるような服装・上着の持ち込みなどが必要(換気のため、適宜窓やドア等を開けるため)
- 試験地における感染の状況等により、試験場の変更等を行う可能性がある
詳細は下記の記事を参考にしてください。
令和3年度(2021年度)の行政書士の試験日や申し込み日程、合格発表日など、スケジュール全般について
それでは、令和3年度(2021年度)の行政書士の試験日や試験日程など、スケジュール全般について、以下のとおりお伝えします。
試験の公示日
令和3年7月5日(月)
公示内容の詳細は、行政書士試験の試験実施機関である「一般財団法人 行政書士試験研究センター」のホームページで確認できます。
受験資格
年齢、学歴、国籍等に関係なくどなたでも受験できます。
ただし、試験に合格後、行政書士業務を実施するには、各都道府県の行政書士会に登録することが必要です。
行政書士会への登録については、下記記事を参考にしてください。
受験願書・試験案内の配布
令和3年7月26日(月)~8月27日(金)
受験願書・試験案内の配布と請求方法
受験願書・試験案内は「窓口で受け取る」方法と、「センターに郵便で請求して郵送してもらう」方法の2通りあります。
受験願書・試験案内の配布と請求方法について詳細は、下記をご覧ください。
https://gyosei-shiken.or.jp/doc/guide/guide.html#seikyu
受験申込受付期間
郵送申込み
令和3年7月26日(月)~8月27日(金)消印有効
インターネット申込み
令和3年7月26日(月)午前9時~8月24日(火)午後5時
試験日時
令和3年11月14日(日)午後1時~午後4時
集合時刻
午後0時20分
留意事項
試験室への入室は午前11時50分から可能です。午後0時20分までに試験室に入り、受験票に記載された受験番号の座席に着席してください。午後0時30分から受験上の注意事項の説明が行なわれます。
試験地・試験場所
試験地および試験場所一覧は下記をご覧ください。
https://gyosei-shiken.or.jp/doc/guide/testrooms.html
留意事項
現在のお住まいにかかわらず、全国の試験会場で受験できます。受験願書は先着順に受け付けられます。
同一都道府県内に複数の試験場があるところで、受験申込者の選択した試験場が定員を超過した場合は、試験研究センターにおいて、同一都道府県内の他の試験場に変更することとなります。
試験場は受験票に記載してお知らせされます。受験票に記載された試験場以外の試験場では受験できません。
受験願書提出後は、転勤、転居等受験申込者側の事由による試験場の変更はできません。
試験当日の注意事項
試験当日に必ず持参するもの
① 受験票(記載された試験場以外の試験場では受験できません。)令和2年度の受験票は茶色です。
② BかHBの黒鉛筆又はシャープペンシル(左記以外で解答すると判読が困難になります。)
③ プラスチック消しゴム
④ 上履きと下履きを入れる袋(土足厳禁の試験場のみ)
※本年(令和3年)はマスク着用も必須となりました。
その他持参し、試験時間中に使用することができるもの
① 腕時計1個(試験室内に時計の用意はありません。)
※ 計算機能・通信機能等が付いている腕時計は不可
※ 置時計等は不可(懐中時計を机上に置いて使用する場合は、使用を認めます。)
※ 事前にアラーム機能は解除しておいてください。
② 鉛筆削り(ゴミが中で蓄えられる小さいもので、電動鉛筆削りは不可)
③ 問題用紙に用いる蛍光ペン(複数使用可)
④ マスク、ハンカチ、ポケットティッシュ、目薬、点鼻薬
⑤ 膝掛けや座布団。ただし、使用に当たっては試験監督員の許可を受けてください。
※本年度の試験は感染拡大防止の観点から換気が多くなるため、温度調節のための上着や羽織る物、ひざ掛けなどは例年以上に大切となります。
受験上の注意事項
① 午後0時30分から受験上の注意事項の説明を行いますので、遅刻しないよう、試験場への交通手段、所要時間等を事前に確認し、時間に余裕を持ってお出かけください。試験開始後30分を過ぎると受験できません。
② 試験室への入室は午前11時50分から始めます。午後0時20分までに、受験票に記載された受験番号の座席に着席してください。
③ 試験開始から午後2時30分までと試験終了前10分間は退室できません。試験開始から午後2時30分までの間に退室した場合は、受験放棄とみなし欠席扱いとします。
④ 試験時間中は、受験票、筆記具、プラスチック消しゴム、鉛筆削り、蛍光ペン、腕時計、マスク、ハンカチ、ポケットティッシュ、目薬、点鼻薬以外を机の上に置くことは認めません。
⑤ 不正行為等の防止のため、試験室内での携帯電話等の通信機器類及び計算機能・通信機能等が付いている腕時計・めがねなどすべての電子機器類の使用を禁止します。
※これらの電子機器類は、必ず電源を切って、試験当日に配付される封筒に入れてカバン等に収納してください。試験時間中に使用した場合や携帯電話等の着信音・アラーム・振動音が鳴った場合は、不正行為があったとみなし、受験を中止させ、退場させることがあります。
⑥ 不正の手段により試験を受けようとし、又は受けた者に対しては受験を中止させ退場させることがあります。
⑦ 試験時間の終了前に、退室に際し試験問題、答案用紙を試験室から持ち出した者は、失格とします。
⑧ 試験室の秩序を乱す行為や他の受験者に迷惑を及ぼす行為をした場合は、受験を中止させ退場させることがあります。
⑨ 試験時間中の飲食は、許可された場合を除き認めません。
⑩ 試験時間中、試験室内での帽子の着用は、本人確認が困難となりますので認めません。また、耳栓の使用も認めません。
傷病等で帽子を着用する必要がある場合には、事前に当センターにご相談ください。
⑪ 体調不良等により咳・くしゃみなどのおそれがある方は、マスクを着用する等他の受験者への配慮をお願いします。
試験監督員が本人確認を行う際はマスクを外してください。
試験場での注意事項
① 試験場には原則として駐車場、駐輪場の用意はありませんので、公共交通機関を利用してください。
また、車で来場し周辺道路や周辺施設へ駐車することは固く禁止します。車での送迎も試験場周辺の交通渋滞を招きますので、ご遠慮ください。
受験票に、試験場への詳細な経路・主な交通機関・駐車場・駐輪場等について記載していますので、それによってご来場ください。
② 試験場では、試験監督員等の指示に従ってください。
③ 試験場の秩序を乱す行為や他の受験者に迷惑を及ぼす行為等をした場合は、退場させることがあります。
④ 試験場は禁煙です。ただし、一部の試験場で喫煙場所が指定されている場合(喫煙場所は、試験当日に確認してください。)には、その場所での喫煙は可能ですが、指定場所以外での喫煙は絶対にしないでください。試験場周辺での喫煙もご遠慮ください。
⑤ 試験場への子供を同伴しての受験はご遠慮ください。託児施設はありません。
⑥ 試験場で生じたゴミは、すべてご自分で持ち帰ってください。
⑦ 所持品の管理は各自で行い、忘れ物に十分ご注意ください。当センターでは責任を負いかねます。
その他の注意事項
災害等が発生した場合における試験実施に関する情報については、当センターのホームページをご覧いただくか、当センターにお問い合わせください。試験実施中に地震等災害などが発生し、避難する場合は、試験監督員の指示に従 ってください。
合格発表
令和4年1月26日(水)
留意事項
試験結果は、令和4年1月26日(水)午前9時から、合格者の受験番号を当センター事務所の掲示板に公示します。
試験研究センターのホームページにも合格者の受験番号を掲載します。掲載開始時間は合格発表日の午前中を予定。スマートフォン等では閲覧に支障を生じることがあります。
合否通知書は、公示後に受験者全員(欠席者及び欠席扱いとなった者は除く。)へ送付します。
合否通知書の送付先は、令和3年12月31日現在、試験研究センターに届出されている住所になります。
得点は、合否通知書に記載してお知らせします。
合否通知書に記載された成績内容についての問い合わせには、一切応じられません。
不正の手段によって試験を受けようとし、又は受けた者に対しては、委任都道府県知事が合格の決定を取り消すことがあります。
合格者には令和4年2月10日(木)(予定)に合格証を簡易書留郵便で発送します。
その他、詳細
その他、詳細は、行政書士試験の試験実施機関である「一般財団法人 行政書士試験研究センター」のホームページで確認してください。
【参考】行政書士試験とは?
まず、行政書士試験について、簡単に確認しておきましょう。
行政書士試験とは、法律系の国家資格の中でも登竜門のような位置づけにあります。
行政書士法で記載されている内容に基づき、行政書士の業務に関して必要な知識や能力を持っているかどうかを見極める試験のことです。
行政書士法第2条第1号の行政書士試験に合格すると、行政書士として業務に携わることができます。
この行政書士試験は、次のような形式で運用されています。
・行政書士法第4条の規定に基づいている
・一般財団法人行政書士試験研究センターが総務大臣から指定試験機関として指定を受けている
・各都道府県知事の委任のもとで実施されている
行政書士試験に合格すると、独立開業して事務所を持つことも夢ではありません。
行政書士資格について
行政書士資格についても、簡単に振り返っておきましょう。
行政書士は顧客やクライアントから依頼を受けて報酬を得て、官公署に提出する書類を作成したり提出を代理したりする資格です。
具体的な仕事内容や業務内容には、以下のようなものがあります。
・官公庁への許認可に関する書類提出や契約書の作成
・交通事故調査報告書の作成
・権利義務または事実証明に関する書類の作成
行政書士が取り扱うことのできる書類の数は何と10,000種類以上です。
法律系の国家資格の中でも、ダントツに幅広い業務内容を持っている、といえるでしょう。
令和2年度行政書士試験結果TOPICS
行政書士試験研究センターによれば、令和2年11月8日に実施した令和元年度行政書士試験の申込者/合格者の最年長者・最年少者は以下のとおりです。
- 申込者:最年長 96歳(1名) 最年少 12歳(1名)
- 合格者:最年長 76歳(1名) 最年少 15歳(1名)
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