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こんにちは、トモです。
今回は、行政書士試験の過去問を活用した勉強方法について、お伝えします。
あなたは、もしかして
「過去問って、テキストを全て終わらせたあとに、最終的な仕上げにやるものだよね」
などと考えていませんか?
また、行政書士試験に少し詳しい人のなかには
「行政書士試験では、過去問がそのまま出題されることはないから、過去問をやっても無駄だよ」
と言う人もいます。
残念ながら、そのような考え方だと行政書士試験に合格するのは難しいかも知れません。
そこで、この記事では
- なぜ、行政書士試験で過去問の勉強が必要か
- 過去問を効果的に活用した勉強方法とは?
について、分かりやすく説明します。
ぜひ、この記事を読んで、試験で過去問を使うことの重要性をしっかりと理解し、効果的な過去問学習を実行して欲しいと思います。
なお、過去問の勉強方法については本記事でご紹介しますが、行政書士試験の「最速勉強法」ノウハウについては、現在、資格スクールのクレアールが、市販の受験ノウハウ書籍を無料でプレゼントしています。
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Contents
なぜ過去問を使った勉強が重要なのか?
行政書士試験に限らず、難関試験ほど、過去問がそのまま出題されることは多くありません。
それでも、資格試験の勉強に過去問を使うことは重要で、その理由は以下のとおりです。
- テキストを読むだけでなく、過去問を解くことで理解が曖昧だった点が明確になり、知識が定着する
- 自分の苦手分野が明確になる
- 出題傾向や出題形式、さらにどの程度の深さまで学習しておけば良いのかが明確になる
- 過去問で問われた趣旨や論点を把握していれば、違った問題でも解ける可能性が高くなる
- 何もないところから試験の問題を作るのは非常に難しい(過去問を参考に新しい試験問題が作られる傾向がある)
このように、過去問は単に「テキストの内容を覚えたかどうか」を確認するだけのものではありません。
過去問は「きちんとした知識を身に付け、さらに試験問題に適切に対応できるようになる」ためのものです。
過去問の活用が如何に重要か、分かって頂けたと思います。
行政書士試験 科目ごとの過去問の重要度と対策
行政書士試験においては、
「過去問を何度も演習しただけでは行政書士の試験に合格できない」
と言われることがあります。
確かに、過去問だけを解いていたのでは、行政書士試験に合格することは難しいでしょう。
というのも、行政書士試験は範囲が広いため、過去問対策が重要な科目・そうでもない科目と、科目によってバラツキがあるのです。
だからといって、行政書士試験に過去問の勉強は不要ということではありません。
前項で説明したとおり、過去問の学習には多くのメリットがあります。
ここでは、科目別の過去問の重要度と対策について見ていきましょう。
法令科目
まず、法令科目の種類と配点は以下のとおりです。
基礎法学:8点
憲法:28点
行政法:112点
民法:76点
商法・会社法:20点
以上の5科目について、過去問の重要度と対策を見て行きましょう。
行政法
最も配点の大きい行政法は、行政書士試験科目の中では、過去問からのリピート出題の割合が大きい科目です。
すなわち過去問対策の重要度は高い、といえます。
5肢択一では、過去問の選択肢がそのまま出題されたり、少し表現を変えて出題されることがよくあります。
また、5肢択一式・多肢選択式・記述式と、異なる形式の過去問から、別の形式に変更して出題されることもよくあります。
行政法の勉強においては、徹底した過去問対策が必要といえるでしょう。
※なお、行政法の勉強方法については、下記記事を参考にしてください。
民法
民法は、法令科目のなかで過去問対策の重要性がもっとも低い科目です。民法は過去問からの出題は少なく、新たな事例を考えさえる問題が多く出題されます。
1つ1つの条文の意味を考えながら、重要論点を確実に理解していく必要があります。
※民法の勉強方法については、下記記事を参考にしてください。
憲法
憲法では、人権や国家統治について出題されます。憲法の出題の特徴として、出題パターンが多彩なことが挙げられます。
人権は条文+判例、統治は条文からの出題が多く、過去問では出題パターン(出題のされ方)にしっかり慣れるようにしましょう。
※憲法の勉強方法については、下記記事を参考にしてください。
商法・会社法
商法・会社法は出題範囲が膨大にも関わらず、出題数・配点が小さい科目です。費用対効果の観点から、過去問の出題テーマを中心に、ある程度範囲を絞った勉強をおすすめします。
※商法・会社法の勉強方法については、下記記事を参考にしてください。
基礎法学
基礎法学は商法・会社法と同様に、出題範囲が膨大にも関わらず、出題数・配点が小さい科目です。こちらも過去問の出題テーマを中心に、ある程度範囲を絞った勉強をおすすめします。
※基礎法学の勉強方法については、下記記事を参考にしてください。
一般知識
一般知識科目の配点は、次のとおりです。
政治・経済・社会:28点
情報通信・個人情報保護:16点
文章理解:12点
政治・経済・社会
「政治・経済・社会」では時事問題が出題されます。毎年出題内容は変わり、非常に広範な範囲から、まんべんなく出題されます。
そのため非常に対処が難しく、難易度は相当高くなっています。
過去問よりも、経済ニュースや政治・経済・社会のテキストなどのほうが役に立ちますが、あまり深入りはするべきではない科目です。
情報通信
インターネット関連の法規や知識、個人情報保護法などが出題範囲の科目です。
個人情報保護法などは、過去問演習を行ったうえで条文を沿った学習をすれば、ある程度の得点を見込めます。
文章理解
文章理解は、大学入試センター試験の現代文のような科目です。出題形式が一定のため、過去問対策をすることで、得点につなげやすい科目です。
※一般知識の勉強法については、下記の記事を参考にしてください。
行政書士 科目ごとの重要度 まとめ
過去問の対策が重要な科目
もっとも過去問対策が重要なのは行政法、そして憲法、商法・会社法、基礎法学も過去問中心にポイントを絞る必要があります。
一般知識では、「個人情報保護・情報通信」「文章理解」も過去問対策が有効です。
過去問の対策がそこまで重要ではない科目
過去問対策がそこまで重要でない科目は、民法や一般知識の「政治・経済・社会」です。「政治・経済・社会」では毎年新しい時事問題が出題されるので、経済ニュースや政治・経済・社会のテキストなどのほうが役に立ちます。
過去問の効果的な活用のポイント
学習の初期から過去問を使う
過去問は、「どれ位、勉強したことが身に付いたか」を試すものではありません。
過去問は、テキストと並行して使うことで、知識を身に付けるのにとても役に立ちます。
具体的には、テキストのあるテーマ(たとえば行政行為)の部分を読んだら、すぐにその部分(行政行為)の問題を解きましょう。
テキストを読んだ範囲をすぐに過去問に取り組めば、曖昧な知識が明らかになり、しっかりと記憶させることができます。さらに、その範囲で出やすい問題や出題傾向の把握もできるようになります。
テーマ毎に知識を確認し、出題傾向まで掴めるため、漠然とテキストを読み続けるよりも断然学習効率が高くなります。
インプットだけでなく、アウトプット学習も大事
ちなみに、テキストを読んで知識を蓄積する学習をインプット学習といい、過去問を解くような知識を活用する学習をアウトプット学習といいます。
インプット学習だけだと短調になりがちですし、きちんと知識が定着したかどうかも曖昧なため、インプット学習とアウトプット学習をバランスよく実施することが重要です。
論点別(体系別、テーマ別)の過去問題集を使う
過去問題集は、論点別(体系別、テーマ別)のものを使いましょう。
過去問題集は、年度別と論点別の2種類に大別されます。
年度別は分かりやすいですよね。
・令和2年度試験問題
・令和元年度試験問題
・平成30年度試験問題
と年度別に編集された問題集です。
この年度別だと、あるテーマ(行政行為など)をテキストで読んだ後すぐに、同じテーマの問題だけを探すのは一苦労です。
一方、テーマ別過去問でしたら、一つの科目の問題がまとめられているため効率よく学習できます。
さらに、同じテーマの様々な過去問を解いていくなかで、テキストを曖昧に読んでいたり、理解できていなかった箇所を修正することもできます。
またよく出題される論点ほど集中して解くことになるので、出題傾向や出題のされ方が自然にイメージできるようになります。
過去問の間違った使い方をしない
過去問の間違った使い方とは、どんな使い方だと思いますか?
それは、過去問を解いた後、正解か不正解だけチェックし、すぐに次の問題に進んでしまうことです。
知識を正確に身に付けるために過去問を解いているのですから,単に正解しただけで満足せず、不正解の選択肢も含めて
「この選択肢は、なぜ正しい(間違っている)のか」
を正確に理解するまで解説を読み込みましょう。
このような学習を繰り返すことで、確かな知識が身に付きます。
5肢択一式と一問一答(あしべつ)、どちらがよい?
行政書士試験の市販の過去問題集は、「5肢択一式」と「一問一答(あしべつ)」のいずれかがほとんどです。
試験の形式に慣れる、という意味では「5肢択一式」が良いように思うかも知れませんが、実は「5肢択一式」には落とし穴があります。
それは、「5肢択一式だと、ある問題で正解が分かってしまうと、残りの問題を流してしまう」ようなことが起こりやすいのです。
もちろん、本番試験であれば「時間を有効に使う」という観点から、そのようなテクニックは必要かも知れません。しかし、試験勉強においては違います。
「正解が分かったから残りの問題は流そう」「消去法で正解を選ぼう」など、正解を選べたらそれでよい訳ではありません。
前項のとおり、「すべての問題が、なぜ正しいのか(間違っているのか)が理解する」ことの方が何倍も重要です。
実際、問題演習で間違うことには何の問題もありません。むしろ、不確実な知識で正解を選んでしまうよりも、間違えた結果、復習して知識が正確に身に付くのであれば、そちらの方が望ましいです。
以上、5肢択一式には陥りがちなワナがありますので、慣れるまでは一問一答(あしべつ)の方が正しい勉強習慣をつけやすいと思います。
もちろん、一問一問しっかりチェックできる方は、どちらの形式の問題集でも大丈夫でしょう。
足りない部分を基本テキストで補う
過去問を解いたら解説をしっかり読み、間違えた選択肢の内容まで適切に確認をする・・・
これが出来たら、その問題に該当するテキストの箇所を読みましょう。
たとえば、行政行為の問題を解いたら、テキストの行政行為の箇所に戻り、関連する知識も含めて再確認するのです。
これをすべての問題で行うと大変時間がかかりますが、その分、能動的に調べた知識として、あなたの血肉として知識が定着しやすくなります。
過去問題集は基本テキストと同じシリーズのものを使う
過去問題集を選ぶ際には、基本テキストと同じシリーズのものを選びましょう。
これらは、それぞれの関連ページ番号を記載してあるなど、リンクしているため、同じシリーズで揃えた方が、テキストに戻る際に時間短縮になるからです。
変なストレスを感じることもありません。
各出版社が販売している行政書士の受験参考書シリーズには、ほとんどの場合、テーマ別過去問題集がラインナップされています。
基本書と過去問題集を揃えることを、忘れないようにしましょう。
行政書士試験用のおすすめテキストについては、下記の記事を参考にしてください。
3回以上取り組む
過去問は繰り返し学習することが大切です。
実は1回目は正解だったのに、2回目以降で間違うことも少なくありません。
というのも、勉強を進めて知識が増えたことにより、以前とは違う箇所で判断に迷うことなどが往々にして起こるからです。
また、過去問を解くたびに、正解・不正解を余白にマークしておくことも重要です。
「続けて2回間違えた問題は、徹底的に復習する」
など、メリハリの効いた勉強ができるようになります。
年度別の過去・予想問題・模試にも取り組む
年度別の過去問は、総仕上げに使いましょう。
行政書士の試験は過去問に加えて、予想問題や予想模試も解きましょう。
行政書士の予想問題集は、その年で出題されそうな問題のヤマを張ってくれます。
必ずしも当たるとは限りませんが、同じ問題は出題されにくい行政書士試験の傾向を見れば、予想問題集は合格のために必ずやっておくべきです。
スキマ時間の試験対策ではスマホアプリもおすすめ!
行政書士の試験対策はスキマ時間に効率的に行うには、スマホアプリの使用もおすすめです。
行政書士の勉強は長期間に渡りますので、ちょっとしたスキマ時間にもスマホアプリを使って知識を頭に入れたり問題を解いたりしてみてください。
どのアプリが人気なのか、行政書士の勉強に取り組む予定の方は一度押さえておきましょう。
- スキマ時間で合格!行政書士 一問一答
- 資格の大原 行政書士トレ問
- 行政書士バツトレ
- パブロフ行政書士1問1答
- 今年こそ行政書士!試験にデル判例 Lite
- 行政書士行政法クイズ
- And六法+判例
それぞれのアプリの詳細は、下記記事を参考にしてください。
まとめ
行政書士の試験は、過去問だけを繰り返せば良いわけではありません。
しかし、過去問学習は「きちんとした知識を身に付け、さらに試験問題に適切に対応できるようになる」ためのものであり、非常に重要です。
もちろん、同じような問題が出題されにくいため、過去問と合わせて問題集や予想模試で知識を積み重ねていく必要もありますが、
まずは基本として、テキスト+過去問の繰り返しが必要であることを肝に銘じて欲しいと思います。
■
行政書士試験の対策については、以下の記事を参考にしてください。
<行政書士試験 総合>
<勉強法(総合)>
- 独学勉強法【おすすめ】
- 独学のメリットとデメリット
- 過去問の使い方
- 記述式の対策法
- 模試の活用方法
- 行政書士の勉強時間の目安・勉強の順番 【人気!】
<勉強法(科目別)>
<教材・テキスト>
- おすすめテキスト・参考書【人気!】
- おすすめ六法
- おすすめ判例集
- おすすめアプリ
- おすすめ漫画テキスト(初学者向け)【おすすめ】
<合格体験記>