行政書士試験

行政書士に独学で合格する勉強法

行政書士の独学

行政書士は独学で合格できるの?

行政書士の合格率は10%を切る年度もありますので、非常に難関の資格です。

そのため、「行政書士は独学で合格できるの?」と疑問を抱えている方はいませんか?

1日の勉強時間や学習法で違いがありますので一概には説明できませんが、行政書士試験の受験者の中には独学で合格できた方はいますよ。

大学部の法学部で法律の勉強をした人や、行政手続等を仕事でやっていた経験を持つ人は独学での合格も可能です。

ここでは、行政書士の勉強を独学で行うメリットとデメリットについてまとめてみました。

行政書士を独学で勉強するメリット

行政書士の勉強を独学で行うメリットは次の3つです。

  • 余計な費用やコストをかけずに済む(最低限の参考書代やテキスト代だけでOK)
  • 空いている時間を見つけてマイペースで勉強を継続できる
  • 時間と場所を選ばずに取り組むことができる

予備校や通信講座を利用する場合、それなりの費用を負担しないといけません。

しかし、独学であれば金銭的な負担を抑えて行政書士の勉強や学習に取り組むことができます。

行政書士を独学で勉強するデメリット

行政書士を独学で勉強するのはお金がかからない代わりに、以下のデメリットやリスクがありますので注意しましょう。

  • 教材や参考書を自分で選ばないといけない(選び方が間違っていると効率良く勉強できない)
  • 何か疑問点や不安点が浮かんだ時に質問ができない
  • 勉強が捗らないとやる気やモチベーションが低下しやすい
  • 日常生活に追われて勉強の時間を確保できないケースも多い

プロの講師による指導を受けながら行政書士の勉強を続けたいのであれば、予備校や通信講座を利用すべきです。

行政書士の勉強法!試験科目や配点は?

行政書士の詳しい勉強法の前に、まずは試験科目や配点について見ていきましょう。

<法令等(5肢択一式)>

基礎法学:8点
憲法:20点
行政法:76点
民法:36点
商法・会社法:20点

<法令等(多肢選択式)>

憲法:8点
行政法:16点

<法令等(記述式)>

行政法:20点
民法:40点

<一般知識(5肢択一式)>

政治・経済・社会:28点
情報通信・個人情報保護:16点
文章理解:12点

行政書士試験全体の得点が300満点中180点以上で合格です。

行政書士の試験の勉強法は計画的に行うのがポイント!

行政書士の試験の勉強法は、計画的に行わないといけません。

具体的にどのようなポイントを押さえておけば良いのか、独学で行政書士の試験にチャレンジする予定の方はチェックしておきましょう。

学習の順番や勉強時間を把握しよう

行政書士の勉強時間の目安は、法律の知識が何もない人で800時間、他資格の取得者で500時間です。

しかし、勉強のやり方が間違っていると余計に時間がかかりやすいため、下記の順番で学習に取り組んでみてください。

  1. 全ての法律の基本になる憲法を学ぶ
  2. 身近な法律の民法について学習する
  3. 得点源の行政法の知識を身につける
  4. 商法と会社法を学ぶ
  5. 基礎法学はさらっと学習する

「法令等だけ」「一般知識だけ」ではなく、両方の分野をバランス良く進めるのも行政書士の勉強法として効果的です。

行政法や民法を重点的に勉強しよう

行政書士の試験では、行政法や民法を重点的に勉強しましょう。

なぜ行政法と民法を重点的に学習した方が良いのか、いくつかの理由を挙げていきます。

  • 法律系の科目に対する理解度が最も重視される
  • 行政法と民法の2つの配点が大きい

行政法と民法を合わせて配点は189点にも上りますので、この分野の出来具合で行政書士の合格不合格が決まると言っても過言ではありません。

記述式の試験の対策をしよう

法令等の試験科目からは、選択式の問題だけではなく記述式の問題も出題されます。

複数の選択肢から当てはまる項目を選ぶ問題とは違い、行政書士の記述式の問題は40文字程度の文章を作成しないといけません。

そこで、記述式の問題の対策として、「問題文を読解するスキルを身につける」「法律に触れて正しく内容を理解する」「完璧になるまで何度も解く」という3つを押さえておきましょう。

苦手分野やわからない部分を一つでも減らすことができれば、行政書士の試験の合格に一歩近付きます。

行政書士の模試を一度受けよう

独学で行政書士の合格を目指している人は、模試を一度受けてみましょう。

模試(模擬試験)や答練(答案練習会)を受験すれば、今の実力を把握したり苦手分野を克服したりできます。

行政書士の試験では毎年違った問題が出題される傾向がありますので、過去問を解いているだけでは不十分です。

模試はその年の本番に出題される可能性が高い問題を押さえることができるため、受けておいて損はありません。

行政書士の独学でおすすめのテキスト

独学で行政書士の試験にチャレンジする方には、下記のテキストや参考書がおすすめです。

  • うかる!行政書士 新・必修項目115:最重要ランクのテーマ115項目についてまとめられている
  • 出る順行政書士 合格基本書:予備校大手のLECから出版されているテキスト
  • 国家試験受験のためのよくわかる行政法:行政法の成り立ちや全体像を把握できる
  • みんなが欲しかった! 行政書士の最重要論点150:図表を中心にわかりやすく解説されている要点整理テキスト

行政書士の試験に必要な知識についてまとめられた参考書だけではなく、実践にも役立つ問題集も合わせて購入しましょう。

行政書士の勉強法!過去問の正しい使い方は?

行政書士の試験の勉強法として、過去問は忘れてはいけない存在です。

過去問と同じ問題が出題されることはありませんが、頻出問題のヒントがこもっていますので、欠かさずに取り組む必要があります。

テキストの正しい使い方で迷っている方は、「過去問を解く」⇒「予想問題集を解く」⇒「模擬試験にチャレンジ」という流れで予行練習をしましょう。

過去問だけに頼るのではなく、他の問題集や模擬試験と並行して勉強するのが行政書士合格の秘訣です。

行政書士の勉強法でノートは作る?作らない?

行政書士の勉強法でノートを作るべきか、作らなくても良いのか迷っている方はいませんか?

個人の学習スタイルで変わりますが、基本的に行政書士の試験対策ではノートを作らなくてもOKです。

重要な点についてノートでまとめるよりも、わからない知識が出てきた時に教科書や参考書に戻って知識を頭に入れ直した方が効率良く学習できます。

それに、行政書士の試験は物凄く範囲が広いため、ノートを作るならインプットやアウトプットの時間に割いた方が良いでしょう。

行政書士の勉強法!スキマ時間にスマホ動画対応通信講座を利用しよう

行政書士の勉強法は、参考書や問題集を用意して机に向かってガリガリと解くだけが全てではありません。

独学で試験に合格したいのであれば、スマホ動画対応通信講座を利用するのも選択肢の一つです。

スマホ動画対応通信講座は、行政書士の試験対策ができるコンテンツが揃っています。

通勤時間や休憩時間などのちょっとしたスキマ時間を有効活用して学習できるのが大きなメリットですので、自分に向いている行政書士のスマホ動画対応通信講座を探してみてください。

まとめ

以上のように、行政書士の試験に独学で合格するための勉強法についてまとめてみました。

行政法や民法を中心に学習したり記述式問題の対策を行ったりすれば、行政書士の試験の合格に近付きます。

余計な費用を負担せずに済むのが独学のメリットですので、是非一度チャレンジしてみてください。