一般コラム

女性が行政書士に向く理由 ~行政書士の女性の割合は?

行政書士は女性に向いている

行政書士の女性の割合はどのくらい?

「行政書士になる人は男性が多いのでは?」とイメージしている方はいませんか?

確かに全体的なデータを見ると行政書士の受験者数は男性が多いのですが、女性でも受験する人は増えています。

行政書士は性別や年齢に関係なく受験できますので、色々な人が目指しているわけですね。

以下では、行政書士の女性の割合がどのくらいなのか近年のデータをまとめてみました。

<平成28年度の行政書士試験の受験者>

総数:41,053人
男性:30,232人
女性:10,821人

<平成29年度の行政書士試験の受験者>

総数:40,449人
男性:29,608人
女性:10,841人

<平成30年度の行政書士試験の受験者>

総数:39,105人
男性:28,049人
女性:11,056人

参考:https://gyosei-shiken.or.jp/doc/exam/result/analytics.html

女性の行政書士試験合格者に関しては、平成28年度は912人、平成29年度は1,402人、平成30年度は1,307人です。

受験者のデータを見てみると、3割くらいは女性が占めています。

行政書士に限らず専門職は女性の割合が低いと決めつけられがちですが、資格を取得して活躍している女性は少なくありません。

昔のように終身雇用が盤石ではない現代において、男性でも女性でも性別に関係なく仕事が続けられる専門資格の取得を目指す方が増えています。

行政書士が女性に向いている理由をまとめてみた

士業全体で見てみると、女性の割合はそこまで高くありません。

それでも、法律系の資格の登竜門とも言われている行政書士を目指す女性はいます。

このページでは行政書士が女性に向いている理由を説明していますので、「これから勉強を始めようかな・・・」と考えている方は参考にしてみてください。

専門性の高い仕事は性別に関わらず活躍できる

行政書士が女性でも活躍できるのは、専門性の高い仕事なのが大きな理由ですね。

全てを挙げるとキリがありませんが、行政書士は主に次の内容の業務を行います。

  • 官公署へ提出する書類の作成
  • 書類の作成に関する相談
  • 代理人としての作成した書類の提出手続き

書類の作成や提出がメインの仕事で、行政書士に体力や腕力は必要ありません。

正しい知識と経験さえ持っていれば、力仕事が難しい女性でも行政書士として人々をサポートできます。

もちろん、行政書士事務所を独立開業する予定であれば行動力やフットワークの軽さは必要ですが、女性でも十分にこなせる仕事なのです。

手に職を持ちたいと考えている女性は、行政書士試験の勉強に取り組んでみてはいかがでしょうか。

同性からの依頼を受けやすい

行政書士に相談する人は、年齢や性別に関係なく様々です。

「男性よりは同性の女性に依頼できたらな~」と考えている方は少なくありません。

そのような女性に手厚いサポートができますので、女性の行政書士は同性からの依頼を受けやすいメリットがあります。

例えば、離婚問題や不倫問題など夫婦間の争いの案件は、女性同士の方が遥かに相談しやすいですよね。

個人的な事情に深く入り込んで問題を解決する形になりますので、同性の方が本音で話しやすくなります。

女性からの離婚相談は女性の行政書士が求められるケースが多いため、これから先も資格取得を目指す方は増えていくでしょう。

行政書士が取り扱う離婚問題については、下記のページで詳しく解説しています。

行政書士 離婚問題
離婚の問題や相談を受け付けている行政書士!報酬はどのくらい?行政書士は離婚の問題や相談を受け付けているの? 離婚問題を相談する場所としては、次の4つが代表的です。 弁護士:法律の専門家...

子育てしながらでも働ける

行政書士の仕事は、結婚した女性が子育てをしながらでも働くことができます。

以下では、結婚後や出産後の女性に行政書士が向いている理由をいくつか挙げてみました。

  • 自宅で開業して独立して働くことができる(駅前などの好立地な場所に事務所を構えなくても良い)
  • 家事や子育ての空いている時間を活用し、顧客との面談や書類作成の業務を行える
  • 無理なくマイペースで働き続けることができる

正社員として働き、子育てと仕事を両立させるのは簡単なことではありません。

しかし、行政書士の資格を持っていれば自宅で開業して独立することができますので、子育てしながらも働きたい女性にピッタリです。

女性の行政書士が依頼人から高評価されている

女性に行政書士が向いているのは、依頼人から高評価されるケースが多いからです。

個人によって違いがありますので一概には説明できませんが、女性の行政書士には次のイメージがあります。

  • 親身になって相談に乗ってくれる
  • 様々な案件について柔らかい対応をしてくれる
  • 真面目に仕事に取り組んでくれる

女性の性格を活かして仕事に取り組んでいれば、行政書士としても十分に活躍できるでしょう。

女性が行政書士になる上で押さえておきたい注意点

一昔前は女性の行政書士が珍しかったので、怪訝な反応をされるケースが稀にありました。

しかし、今現在では「女性の行政書士に相談したい」という依頼人が増えています。

離婚問題を中心に同性の方が相談しやすい案件はありますので、女性の行政書士も活躍できるわけです。

とは言え、男性とは違った弱みもいくつかありますので、女性が行政書士になる上で押さえておきたいポイントを見ていきましょう。

  • 基本的に事務作業がメインだが、顧客の元に往訪したり官公署をまわったりと体力面で男性と比べると劣る
  • 独立開業している場合は、事業主として営業活動を行ったり他士業者との交流会に参加したりと積極的に自分を売り込む姿勢が必要
  • 子育てしながらでもマイペースで働けるが、依頼人の満足度を高めるには顧客を最優先に考えないといけない

仕事ではなく家事や子育てを優先したい女性は、独立開業ではなくアルバイトやパートで時間を区切って行政書士として働くのは選択肢の一つです。

同じ行政書士でも女性によってベストな働き方は違いますので、自分のライフスタイルを加味して決めてください。

まとめ

行政書士は男性だけの士業ではなく、女性でも活躍している人はいます。

女性の行政書士の受験者数は全体の約3割を占めていますので、今では決して珍しくありません。

離婚問題や不倫問題を中心に、同性からの依頼を受けられる女性の行政書士は今後もニーズがあります。

女性が行政書士として立派にやっていける理由はたくさんありますので、「自分は女性だから・・・」と諦めずに試験の合格を目指してみてください。

よろしければ、以下のコラムも参考にしてください。